気をつけたいこんな叱り方
エピソード
ついこの前、会社でプレゼン大会がありまして。
そこでは、選ばれし若手、中堅、ベテランと様々な立場や役職の人が全体の前でプレゼンします(させられます?)。
当然、プレゼンする前には社内で「どこどこの誰々がプレゼンするんだってよー」とか噂になるわけです。だから、プレゼン前からその人への注目は自然と集まるし、当然本人も良い資料とか、カッコいいスライドを用意するわけですよ。
ある中堅社員。
プレゼンの当日、直前になって発表しないってことになりまして。みんなは当然、その中堅社員も発表するもんだと待ち構えているわけで。だから、なぜなぜ?って色んな人が社内ネットワークを駆使して、その全貌を探るわけですよ。
そしたらその理由が、
「上層部のある人が、そんなプレゼンすんな。恥ずかしいだけだろ」って言われたからとのこと。
まぁ、会社ではよくある事ではありますが、私はそこで感じましたね。
その人のメンツまで潰しちゃってるなぁ〜って。
こんにちは、転職を繰り返していくうちに学んだことの中で「叱り方」があります。
ストレス社会、誰しも叱られたい人なんていないし、叱られたくて仕事してるんじゃないんですよ。叱られて嬉しい人なんていないんですよ。
絶対にしてはいけない叱り方
“ 叱っても良いが、メンツまで潰すな ”
これに尽きます。
オフィスでも部下や同僚がいる前にも関わらず、永遠と叱り続ける人。中には、叱られてる最中に「あそこまで言わなくてもいーのにねぇ。」なんて、近くでヒソヒソ話にまでつながってしまっている状況。
ポイント
叱る時は、
- 叱る内容
- 叱る相手の立場(役職)
- 叱る場所
をしっかりと考えてから叱ること。
叱られる方は周りから見られていますが、叱る方も周りからそれと同等に見られてます。
寧ろ、叱る側の叱り方が悪いとあなたの評価まで下げます。
特に、私が感じたのは「外国人社員への叱り方」です。
日本人以上にプライドや評価を気にする香港人の方から聞きました、「みんなの前で社員を叱ったはいけませんよ」と。
叱る方も叱られる方お互いに立場やプライドがあります。しかし、叱る方がその場の立ち位置としては高くなりますので、叱られる方に配慮が必要です。(叱られる方はどうしようもないからね)
まとめ
叱る時はその人のプライドや立場、メンツまで潰すことはしてはいけない。
それは、あなたにとっても良い結果には繋がらない。